第3回ぴあチアーズを開催します お申し込みはコチラ
脳卒中広島友の会とは(設立の趣意)
脳卒中は日本人死亡原因の第4位(令和3年度調査)ですが、後遺症が残りやすいため要介護4-5の場合は第1位となっています。高齢社会における介護という側面からは重要視されている病気です。少子高齢化がますます進む社会において、患者及びその家族の自立意識の向上並びに脳卒中の予防に向けた取り組みを発展させることは、将来の活力を維持向上させるうえでも極めて重要と思われます。そのためにも患者及びその家族が地域社会の活動に当たり前に参加・参画し、社会の担い手として責任を果たしていくきっかけや活動が必要となります。
これまでの経緯
木矢克造(当時:県立広島病院脳神経外科)は脳卒中者の退院後の生活支援の必要性を感じていた頃、当時同病院に通院中であった宮脇崇泰さんの、障害者同士の元気な姿に感動した体験談と相まって、平成18年「脳卒中広島友の会」(愛称:ぴあチアーズ)を設立しました。
会の代表は医療職の木矢克造が、事務局長は脳卒中当事者の宮脇崇泰さんが担い、県立広島病院看護師等がスタッフとして参加、のちに脳卒中の患者さんや家族も会の進行に加わりました。医療従事者と脳卒中当事者や家族との協働による運用が特徴でした。
「ぴあチアーズ」の会は年3回の開催でしたが、会に先立ってはスタッフ会議を開き、ここに芳谷伸二さん(当時:広島県介護予防研修相談センター)や嶋末初美さん(脳卒中介護者)が加わり、その都度新たな企画を練っていました。
平成31年木矢が県立広島病院を退職したことに伴い、その後の会について思案していました。宮脇崇泰さんは何とか継続できる道をと必死で模索していました。ところが新型コロナウイルス感染症が世界的な流行となり、今までのような開催は出来なくなりました。さらに宮脇崇泰の病気が悪化し、帰らぬ人となってしまいました。
「ぴあチアーズ」の会は、脳卒中による障害を抱えた辛い毎日におけるオアシスのようなものでした。この理念の灯火を絶やさないようにと芳谷伸二さんが立ち上がり、足原哲郎さん、上條良幸さん、菅清一さん、立花一則さん、立花好胡さんと共に、WEBによる企画会議が頻回に開かれました。
脳卒中の当事者・家族および支援者による新たな「ぴあチアーズ」のスタートです。この度、新たなホームページの立ち上げとなりました。ホームページの内容は以前のものを引き継ぐことになり、福祉キャリアセンターの協力を得ています。
今後、木矢は相談役として協力いたします。今まで10年余の間でしたが、「ぴあチアーズ」に参加された皆様や運営に協力を賜りました各方面の方々に対し、言葉に尽くせないものがありますが心から御礼申し上げます。
(これまでの経緯の欄 文責:木矢克造)
ぴあチアーズの主な事業
脳卒中患者・家族の交流 相互協力事業
脳卒中患者・家族を対象とした講演会など (脳卒中の予防、治療、リハビリ、栄養士さんからのアドバイス、生活に関する内容など)
楽しくためになる リハビリ体操など
その他お楽しみ活動
入会案内
入会金及び会費はありませんが,例会で参加費を求めます。連絡なしで2年以上会の活動に参加されていない時は,退会とみなされます。
正会員 | 脳卒中などの病気の当事者及びその家族 |
賛助会員 | ボランティア等で参加協力 |
最新記事
これまでの活動について
平成18年10月 | 医療者と脳卒中体験者が共に手をつないだ「脳卒中広島友の会」(愛称:ぴあチアーズ)が発足 |
平成19年2月3日 | 医療講演会及びハートフルコンサート(第1回交流会)を開催(以降年に3回程度交流会開催) |
平成21年8月 | 脳卒中体験集「新たな人生への足跡」発刊 |
平成24年3月 | 「脳卒中の道しるべ」発刊 |
平成28年3月 | 10周年記念誌「希望の轍」発刊 |
平成30年12月 | 交流会(県立広島病院で最後の開催) |
令和元年6月 | 自主活動として交流会開催(会場:広島市南区役所別館) |
令和3年9月 | 次回開催に向けた準備(企画会議)開始(コロナ感染拡大により開催時期検討中) |
活動日程及び場所
- 日程 年に2~3回実施予定
- 会場(予定)経費面、立地条件等を考慮し、広島吉島公民館(広島市中区吉島西3丁目2-10)を候補地として検討中。事前にホームページで案内するとともに、申込者にはメールまたは郵便で通知する。
- 参加費は、別途徴収する
脳卒中広島友の会会報誌
バックナンバー
第6号 PDF(3.5MB) | 平成24年10月発行 |
第5号 PDF(568KB) | 平成24年7月発行 |
第4号 PDF(1.1MB) | 平成24年2月発行 |
第3号 PDF(1.2MB) | 平成23年10月発行 |
第2号 PDF(1.2MB) | 平成23年6月発行 |
第1号 PDF(1.8MB) | 平成22年10月発行 |